スキルを高めて収入アップを狙う
介護業界の給与に年齢は関係ない
一般的な職種では年齢とともに給与がアップしていくのが自然なことですが、介護業界はなかなか給与が上がりにくいため年を重ねたからと言って給与が増えるわけではありません。給与をアップしたいのであれば、研修を受けたり資格を取得したりなどでスキルアップし、客観的に評価してもらうしかないでしょう。資格を取って実際に手当を得ている人や、知識と経験を活かして昇格することで給与アップを図っている人もいます。
また、働いて経験を積むと後輩を指導したり、相談に乗ったりする機会が増えてくるかと思いますが、きちんとした対応をすると後輩だけでなく職場からの評価も上がるため、給与アップにもつながります。
スキルは経験を積むことである程度アップはしていきますが、これは介護職員全体に言えることです。一歩抜きん出た存在になるためには誰の目にも分かりやすい「資格」を取得しておくべきです。取得しておいた方がいい資格をいくつか紹介するので参考にしてみてください。
介護職員初任者研修
介護に携わるのであれば持っておきたい、基本的な資格です。未経験から介護職を始めるのであればまずはこの資格取得を目指しましょう。介護職員としての心構えや基本的なスキルが学べます。すでに介護職員として働いている人にも、介護の知識やスキルのおさらいになります。
実務者研修
介護職員初任者研修を取得した人がステップアップを考えたときに受けるべき資格です。基本的な知識や技術を学ぶ初任者研修に対してこの実務者研修は介護技術や医学知識、社会福祉制度などさらに幅広い分野を学びます。実務者研修を修了すれば、サービス提供責任者として訪問介護事業所で活躍できるようにもなります。
また、介護職員の中で唯一の国家資格である「介護福祉士」を目指すためには実務経験だけでなくこの実務者研修も必須のため、スキルアップには欠かせない資格だと言えます。
介護福祉士
介護職として活躍したいなら介護福祉士を目指しましょう。数ある介護資格の中で唯一の国家資格である介護福祉士を取得することで客観的な評価も高くなります。国家資格ということで取得が難しいように思われがちですが、介護福祉士の合格率は72.1%と高めです。決して難しい試験ではありません。
ケアマネジャー
更なるキャリアアップを目指す人におすすめなのがケアマネジャーの資格取得です。介護福祉士の資格を取得していれば介護部門の試験が免除されるため、多くの人が取得を目指して頑張っています。
課題と向き合う方法は
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